こんにちは!ちゃいこさんです・:*+.(( °ω° ))/.:+
お子さんのしつけで、
- ダメと言っているのに同じことをする
- 歯磨きしたら褒めているのに一向に定着しない
など、こういった悩みはつきないと思います。
これらの悩みは、「行動分析学」という学問をもってすればシンプルに解決できるようになると言われています。
この記事で紹介する範囲
具体的な解決方法を説明するために、この記事ではまず”行動の目的”についてご紹介します。
具体的な解決方法は、情報量が多くなってしまうため、申し訳ありませんが乞うご期待です。
行動の目的とは?
行動する目的は以下の4つです。
行動分析学によると、以下の4つの結果を得るために人は行動します。
逆に言うと、行動する理由は以下の4つしかありません。
①物や活動が得られる
「のどが乾いた」と言ったら、飲み物がもらえる。
「明日起こさないで」と親に言ったら、好きなだけ寝ていられる。
②注目が得られる
「ねぇ」と声掛けしたら、注目される。
好きな人からの注目が特に効果的ですが、その他からの注目でも嬉しいものです。
③逃避、回避できる
仕事で「一旦休憩させてください」と申し出たら10分休憩できる。
④感覚が得られる
カラオケをしたら、爽快感でストレス解消になった。
達成感、優越感、爽快感などの自分にとって心地よい感覚です。
行動の目的が4つあることはわかったけれど、具体的に何があるの?
「ペン回しをする」という行動について考えてみましょう。
得られる結果のために行動するということを、ペン回しという行動を具体例に考察していきます。
①物や活動が得られる
次のステージなし → 新技のペン回し → 次のステージあり
②注目が得られる
観衆の賞賛なし → 新技のペン回し → 観衆の賞賛あり
③逃避、回避できる
つまらない授業あり → 新技のペン回し → つまらない授業なし
④感覚が得られる
指先で踊る感覚なし → 新技のペン回し → 指先で踊る感覚あり
参考:奥田健次 著「メリットの法則行動分析学・実践編」(集英社)
このように、同じ新技のペン回しでも目的は状況や人によって異なるのです。
つまり、ペン回しをやってほしい/やめてほしければ、その行動(ペン回し)をしている人が4つのうちのどれを求めて行動しているのかを考えて接してあげる必要があるということです。
注目に加えてつまらない授業を回避するためという2重の目的の可能性もあります。
まとめ
- 子どもの困った行動は、行動分析学でシンプルに解決できる可能性がある。
- 行動する目的は4つ。①ものや活動が得られる②注目が得られる③逃避、回避できる④感覚が得られる
- ペン回しをするという行動1つでも、目的は4つあるため見抜くことが大切。
それでは、楽しい子育てライフを😌
参考文献
奥田健次 著「メリットの法則行動分析学・実践編」(集英社)
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